改造されているトラックの査定はどこに依頼すべきなの?
トラック査定を頼みたいが、改造しているので売却できるか心配だ。そんな悩みをお持ちの方もいるでしょう。改造トラックの場合、その内容によって査定で注意することも変わってきます。
基本的にトラック査定を行う際には、購入時の状態に近い方が有利です。そのため、自分に直すことができる程度の改造の場合、予め元の状態に戻しておくと良いでしょう。
マフラーやホイール等の改造の場合、純正パーツを保存している方も多いと思います。最低でも査定の前に、純正パーツを用意しておくようにしましょう。
機能を追加している場合は、多くの業者でプラスの査定をしているようです。貨物量を増やすなどの機能面の改造は、それが分かるようにしておきましょう。きちんと査定業者を選択し、機能の説明ができれば、査定で有利になります。
塗装の変更に関しては、その範囲によって査定への影響が変わります。社名のロゴを入れている等の部分塗装の場合には、査定額に減額のないケースが多いようです。
一方、車体全体に施している場合には、品質に悪影響があるとみなされ、マイナスの査定になるケースが多いです。
全塗装でも、購入したメーカーに依頼した塗装である場合は、純正の塗料が使われているため査定でマイナスにはなりません。メーカーに依頼をしているようでしたら、証明できるように準備しておきましょう。
トラック全体に大きな改造を施している場合には、査定を断られる場合が多いです。
いわゆるデコトラは、元の状態と全く別物になっていますので、査定できない業者は少なくありません。そういったトラックを売却したい場合、トラックとアクセサリーパーツを分ける必要があります。
トラック自体は車両として、トラック査定業者に売却を依頼します。アクセサリーパーツについては、アクセサリーパーツの専門業者がありますので、そちらに売却するようにしてください。
大きな改造を施したトラックの場合には、車両とパーツに分けることが査定のポイントとなります。
改造トラックの査定を依頼する場合には、ノーマルなトラック以上に査定業者を選ぶことが重要になります。査定でのマイナスの付け方が、業者によって大きく変わるからです。
改造の内容によっては、片方の業者でマイナスでも、片方の業者でプラスになる可能性もあります。一括査定サービスを利用し、しっかりと査定業者を選ぶようにしてください。
また、トラブルにならないためにも、改造内容をきちんと説明する必要があります。付け替えたパーツや書類等があるようでしたら、査定前に準備しておくと良いでしょう。